オーガニックな庭作り つるかめ園芸

enngei.exblog.jp
ブログトップ

明るい光

「奇跡のリンゴ」で有名になった木村秋則さんが提唱する、自然に負荷をかけない栽培方法を学ぶ会「木村式自然栽培勉強会@山梨」に参加してきました。

午前中は、実践2年目に入る南アルプス市、Nさんのスモモ畑にての実地研修。
慣行農法から自然栽法に切り替えてからの試行錯誤の過程と、今後の課題について、つぶさに学ばせてもらいました。
まず、最初にこの自然栽培法をするにあたり一番大切なのは、人の心構え・意識であるということ。
スモモの木たちは、それまで肥料・農薬の助けを借りて生きてきた環境から一変することに。
今度の環境は、自分のチカラでより大きな根を張らせ、大地の栄養を吸い上げて、そして葉の茂りからエネルギーを生み出し、病害虫に負けない強い木に育っていく必要があります。
美味しい果実を沢山実らせるという役割を果たすよう、生命力をフルに活性化させて生きているようでした。
育てる人間も、木の様子を観察しながら、考え、出来うる最善の手を打ちます。
木村式自然栽培と言ってもそれはマニュアルではなく、育てる作物、土地柄、気象条件によって、常に現場の状況に合わせたアレンジ・カスタマイズが必要になってきます。
処置の的を外すと、果実をつけないどころか果樹本体が、弱り力尽きて枯れてしまいます。
なので、真剣に向き合う心構え、信念が必要なわけですね。
b0291906_2246096.jpg

そして午後からは場所を移し、果樹、稲作、畑作とそれぞれ、四人による成果発表会がありました。
スモモ、米、大豆、大根、人参、トマトと一年間、自然栽培にチャレンジした成果の報告です。

昨年、成果発表会を聴いた時に、その実践者の詳細なレポートぶりに驚きましたが、今年もやはりその中身の濃かったこと。
成功例と失敗例をグループでシェアすることで、これら詳細なデータの積み重ねによって、次の世代の人達は割と早く自然栽培のコツをつかめるかもしれません。
また、会員数も38名から今年は一気に52名と増え、この勉強会の成長・発展ぶりにも驚き。
さらに、山梨県の農業振興課の職員も熱心に参加されており、県とのパイプも更に更に太くなっている様子。
追い風が吹いてきそうな、そんな発展の勢いを感じました。

人の意識が変わり、自然との関わりも変わってくる予感に、ワクワクした一日でした。
b0291906_232354.jpg

[PR]
by idneo215 | 2014-01-23 23:09 | Comments(0)